日本暖炉ストーブ協会 勉強会
一般社団法人 日本暖炉ストーブ協会の勉強会が
長野県駒ケ根市のファイヤーサイド ショールームをお借りして開催されました。
今回は、『 煙問題 』を主とした勉強会でした。
全国の自治体へ寄せられる薪ストーブの煙・臭い苦情問題の実状を踏まえ、背景や状況の考察。
燃焼により発生する煙の臭い原理や煙の臭気判定、臭いの数値化など。
薪ストーブの燃焼方式を現代機まで5世代に分けての考察。(触媒機を含まない)
薪の投入量や薪の組方・薪を焚べるタイミングなどを感覚値ではなく、
物理的燃焼原理を薪ストーブの構造に当てはめて論理的に改めて学ぶなど、考える機会になりました。
煙突上部で臭いや煙の量などの確認も行いました。
肌感覚で感じていましたが、具体的に
温度を上げる=臭いがしない の時代は終わった感じがします。
焚き方で大きく変化し、変化しやすいストーブの機種が多くなっているので
販売・施工者が正しく認識をし、時代に合わせた認識の更新も必要です。
家の中が暖かいだけではなく、ご近所仲も暖かい薪ストーブライフをご提供できる様に努めてまいります。
昨年の9月の青年部会勉強会でも行いましたが、
メンテナンス時に散見される状況から何が起きた結果なのかを判断する意見交換も行いました。
日々従事している人が同じ状況を見ても正反対意見が出るなど判断は人によって変わり、
社内や個人での考えや思いこみだけではなく
全国で薪ストーブに携わる多くの人の意見に触れる機会になるので勉強になります。
さらに今回は、会う人皆に弊社新社屋の進捗状況で声を掛けていただきました。
頑張って仕上げていきたいと思います。
スタッフ 勝
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